権田選手のスピーチ
試合終わってすぐ書いてます。ひとまず残留できて良かった。
セレモニーでの平岡監督、権田選手のスピーチは共に一言一言が心に残るものでした。
特に、権田選手のスピーチは素晴らしかった。
球際、強さ、献身性、サッカーの本質の話。
試合で活躍し喝采を浴びる選手だけでなく、試合に出られなくても、メンバー外でも努力する選手にスポットを当てて欲しいという話。
ベテラン・キャプテンとして、自分のプレーだけでなくチーム全体の話を出来ること。
これまでいい選手・チームとそうでない選手・チームをどちらも知っているから言える、良い点と改善すべき点。
色々なチームを知っているからこそ、他者の視点と当事者の立場を両方感じられるから言えること。
自身がサブで苦労してきたからこそ、試合に出られなくても練習に真摯に取り組む選手を評価できること。
一部サポーターとの間の微妙な距離感について、しっかり言葉を選んだ上でうやむやにせず言葉にすること。
あくまで前向きに、配慮と感謝を込めて、でも清水の良くない部分も隠さず発したメッセージ。
形だけのスピーチに終わらせなかったところに、何より本気さと勇気を感じました。
来季彼が清水にいるか分かりませんが、特に終盤の彼の言葉は本当にチームを1つにしたと感じます。サポーターが見える範囲ですらそうなのですから、きっと中での貢献は大きかったでしょう。
ありがとう権田選手。
心を打たれました。