エスパルスとセットプレイ(J2セットプレイランキング)
試合から約3日、すっかり元気を取り戻しました。
次の試合が楽しみ!早く見たい!!(単純)
さて、若干偏ったところもありつつ、得失点とセットプレイの関係をまとめてみました。
試合数が違うところは差し引いて見てくださいね。
また、チーム名の略称については2文字でまとめたのでご了承ください。
なお、本記事のデータはFootball LABさんより引用しています。(ありがとうございます!)
⬛︎失点
①:セットプレイ(直接(FK等)&5プレイ以内)の失点
②:上記以外の失点(ただしPKはこちらに含めてます)
チーム 総失点 ① ②
札幌 6 1 5
熊本 7 0 7
愛媛 8 1 7
町田 8 4 4
松本 8 0 8
水戸 11 2 9
大阪 11 5 6
清水 12 7 5
横浜 12 4 8
京都 12 5 7
岡山 12 2 10
山形 13 4 9
千葉 13 4 9
讃岐 15 2 13
山口 16 8 8
徳島 16 6 10
群馬 17 4 13
東京 17 5 12
北九 18 4 14
金沢 19 2 17
長崎 19 3 16
岐阜 19 9 10
セットプレイの失点は、ワースト1位が岐阜、2位が山口、3位が清水。
セットプレイ以外の失点は、少ない方から1位が町田、2位タイが清水・札幌。
⬛︎得点
①:セットプレイから5プレイ以内のゴール
②:①以外のゴール(直接FKやPKはこちらに含む)
チーム 総得点 ① ②
山口 21 3 18
岡山 19 7 12
札幌 16 2 14
横浜 16 4 12
清水 16 0 16
岐阜 16 3 13
讃岐 15 5 10
町田 15 5 10
松本 15 4 11
京都 15 5 10
群馬 14 4 10
千葉 14 1 13
大阪 14 5 9
山形 12 2 10
徳島 10 4 6
水戸 10 6 4
金沢 10 5 5
北九 10 2 8
長崎 9 2 7
東京 8 1 7
愛媛 7 1 6
熊本 7 2 5
①からの得点がゼロなのは、J1J2通じて清水だけのようです。
②の得点数は、山口が1位で清水が2位。まあここは試合数もありますが。
⬛︎上記から見るセットプレイの得失点差を勝手にまとめてみよう
失点と得点で定義が違っているので悪しからず。合計は0になりません。
得失点差なら、試合数の違いによる影響は弱まるはず。
岡山 +5
水戸 +4
松本 +4
金沢 +3
讃岐 +3
熊本 +2
札幌 +1
町田 +1
群馬 0
横浜 0
京都 0
大阪 0
愛媛 0
長崎 ー1
山形 ー2
徳島 ー2
北九 ー2
千葉 ー3
東京 ー4
山口 ー5
岐阜 ー6
清水 ー7
清水はどこかな?(見なかったことにしよう。)
上位のチームは監督の顔とか選手の顔とかが浮かんできますね。
基本的に平均身長の低いチームが下にくる傾向はありますね。ただ岡山は平均は小さいです。(岐阜はけっこう大きいチームなはずですがラモスさん…。)
清水と山口は傾向が似てます。戦い方、少なくとも試合を見て受ける印象は違うんですが、身長が共通点ですかね。ということで…
⬛︎上記から見るセットプレイ「以外」の得失点差も勝手にまとめてみよう
(こちらは「セットプレイ:直接ゴール」の分プラス多めになります。)
清水 +11
山口 +10
札幌 +9
町田 +6
千葉 +4
横浜 +4
松本 +3
京都 +3
大阪 +3
岐阜 +3
岡山 +2
山形 +1
愛媛 ー1
熊本 ー2
群馬 ー3
讃岐 ー3
徳島 ー4
水戸 ー5
東京 ー5
北九 ー6
長崎 ー9
金沢 ー12
清水、山口、金沢が目立ちますね。
たぶん、清水サポなら「セットプレイ糞弱い」「取れないし取られる」ってのは共通認識だと思うんですが、セットプレイ以外は得失点ここまでプラスだったって印象なかったですね。
別に、セットプレイと他のプレイでどちらがより重要かどうかの価値判断をしたいわけではないんですが(どっちにしろ勝ち点取れればよし)、なんか面白いなあと。
ちなみに、件のFootball LABさんによると、チャンスビルディングポイント(チャンス構築の評価指標)は清水が1位なんですよね。「最近5試合」でも。(大半のエスパサポの皆様は、「最近5試合」の意味がわかる、はず。)
やっぱり、セットプレイの改善が勝ち点の上積みに直結しそうですね!(当たり前すぎて恥ずかしい)
今回はとりあえずこの辺で。
J2第13節 vs徳島
はーーー、、、(鬱)
気を取り直して。(まーそんな見てる方もいないだろうし)見返す気力も起きないし…。さっさと更新。
とりあえず、今回は、スカパー解説の島田さんがけっこう的確な解説をしていたように思いましたね。
私が試合中ずっと思っていたのは、「守備からリズムを作る」という言葉。
去年からずっと、心の中に引っかかっていたのですが、これができていないように思いますね。特に、チーム戦術はともかく、守備の個人技術が足りない。
相手のターンになった時に落ち着いて耐えてこちらのリズムになるのを待つ。
そういったメンタリティが欲しいものです。「押されてるなーやばいなー」って外から見てはっきりわかるのはいただけない。システム以前の問題のような気が。相手と競り合いになりそうなのにスッと引くのはやめてくれ。
メンタルって言っても、ただガムシャラにやればいいってことではなくて。我慢する、落ち着く、考える、強みを生かす、少しの余裕を持つ、責任感や規律を発揮する、って感じに近いイメージ。(そのためにもっと成功体験が必要で、J2という舞台を生かしたいんですよね…。)フィジカルに自信がないのかなあ。だったら技術で違いを見せたいところなんだが…。
監督から寄せが遅いという声がありましたが、守備が苦手なら高い位置での最初の競り合いの時点で近づいたならもっと強く当たって一度流れを切るってことももっとやってほしいですね。(まあセットプレーにも自信ないだろうしファウルしたくもないんでしょうが…。)
⬛︎戦評
岐阜戦で「球際で勝てない、2人で行って簡単に抜けられる」と書いていて、それもまた目立ちましたが、加えてこの試合では「マークの受け渡しが悪い」「こぼれ球にいくかいかないかの判断が悪い」というシーンが目につきましたね。
まずは。相手の外国人がとにかくボール持てて試合を作ってましたが、システムが違うのでそこが浮く形になってました。前半途中でテセ大前はそれに気づいてて、テセなんかは結構気にしてはいたんですが、いかんせん相手の最終ラインのコース限定という「本職」をしないといけないので、中途半端にならざるを得ませんでした。他の選手もそれぞれ自分のマークを見ていたので、相手のストロングが一番生きる形になってしまってましたね。
(HTでマークはっきりさせるかなあと思いましたが、しなかったってことはこちらのストロングを活かさないといけません。特にSHの2人が違いを見せないといけないところなんですが、そこに行くまでにテンポ良くボール回せなかったという感じかなあ。)
加えて、地味に効いたのが相手のサイドチェンジですね。
そして。相手が前に出した時に斜めに走って受ける相手の前線に対し、最終ラインの選手の受け渡しの判断が遅く、そこで起点を作られました。これはお互いのコーチングで少しでも防いでほしいんですけどね。
セットプレーも危ないシーンが多い…。これがなければ相手の決定機1/3は失くせる。
あと、村田の守備時の競り合いやポジショニングの改善ポイントは個人的に結構目につきました。まあ攻撃で使ってる選手なわけですが。
CBも、相手3枚につかれて余裕なかったですね。
もっとも、ミスマッチはこちらにプラスに働く面もあるわけで、けっこうマークが浮く場面はお互いにあって、オープン気味な展開になるような時間もありました。しかし、こちらは相手の前からのプレッシャーを受けてしまって、前半の後半あたりから質の悪いクリアが目立ちました。
場所的な狙いどころとして、相手が結構前から来ていたので、バイタル横やバイタルが空くシーンも散見されたような気がしていて、そこでうまく受けられた時はそれなりに可能性を感じられたんですが…。
相手サイドが上がった時のスペースも勢いを持って上手く突ければよかったんですが。
結局カウンターが一番迫力ありっていうのは皮肉。
結局、ボランチの差が試合展開の差になりましたね。それなりに交代で休ませてはいると思うのですが、天候のせいとはいえ動きの重そうな選手が何人かいたのも気になりますね。
⬛︎徳島
解説がカルリーニョスを絶賛してましたが、同意せざるを得ませんでした。
ミドルが目立つのですが、システム上の恩恵を差し引いても、セカンドボールを拾う予測はさすがでした。
相手のチェックにボールをちょっとズラしてキープするとか上手かったんですが、特にうまいなと思ったのは、浮き球を軽くヘッドして味方に確実に渡すシーン。何度もありましたが、技術的に上手いだけでなく自信があって落ち着いてるし、自分のポジショニング、味方の位置の把握などやっぱり予測がいいんでしょうね。足でも浮き球を正確なトラップで確実に味方につないでいました。終盤はさすがに疲れてましたけどね。
彼のところにエスパの選手が引きつけられて周りが浮くって展開でしたね。
また、個人的に7番の木村は大分暗黒時代に見て「いい選手だな」と印象が残っていたプレーヤー。久しぶりに見ましたがアシストもしたし攻守に動いて頑張ってたなー。周りにどう評価されているかあまり聞かないのですが、もっと評価されていい選手だと思いますけどね。
徳島はJ2では予算規模がかなり大きいチーム。スカパー情報を見ただけですがけが人も少ないようなのでコンディションを上げてくる可能性があります。
最前線がもう少し強くなるともっと怖いですね。精度があればあと数点取られてましたね。
なお攻撃のやり方としては若干浦◯っぽかった。
⬛︎最後に
ブログを始めてから勝ててない…。
最近は、試合をやってて相手選手が「思ったより大したことなくね?」って感じて(だいたい正解)勢いを得ていくってのが見てて辛い…。
序盤戦は、例外もあれど相手がかなりこちらをリスペクトしてくれて、勝手に引いてくれていた(からパス回せた)んではないかと思わないでもありません。
この試合の徳島は、飛ばしていたし、前から来ていたし、ハマってはいましたがリスキーな戦い方を選択したと思います。今回は精神論ばかりになりますがそれを押し返すメンタルが見たい。
まあ、選手の力からすると、このぐらいの位置がある意味適正な位置だと思うべきなのかもしれませんが。
サッカーなんてちょっとしたことで流れがガラッと変わるし。
力が上なチームが負けることもよくあるし、逆もまた然りで。うまくいってる時に評価するのは簡単(で必要)ですが、絶賛するだけではなく良くないところを見つける。逆にうまくいかない時に批判するのは簡単(で必要)ですが、そういう時こそいいところはしっかり評価する、そういったことが少しでもできればいいなと思ってこれを書きはじめたわけで。
自分はエスパルスがどんなに弱かろうと勝てなかろうと応援はやめません。次節も応援するのみ。
ではでは。
あ、でも中盤は補強して下さいね。家長とか高萩とか。(絶対来ねーな…。)
J2第12節 vs岐阜
何から振り返っていいのか良く分からない不思議な試合でした…。
一言で言うと、ボール落ち着かないなーってまま終わった試合ですね。
終わった後は「これ今季ワーストだろ」って思って頭が整理できていなかったのですが、録画を見るとそれなりにこっちのゲームではあったんだという発見。やっぱりライブの時はジャッジの影響で頭をクリアにして見れてなかったのかなあ。今季「オフサイド」での失点は2点目のような(このシーンは福村碓井も良くなかった)。でも同時にジャッジはリスペクトしたい、ともう一人の自分が心の中で盛んにアピールしてる。
⬛︎攻撃
エスパルスは前節とガラッと変わり、この試合ではかなり縦に速い攻撃を意識していたようでした。裏へのボール、縦へのボールといったものが(実際データとったりしてはいませんが)大幅に増えた印象を受けました。
それの効果はおそらく半々で…。
⬛︎前半
決定機が前半の前半に多かったので尻すぼみな印象もありますが、トータルでみるとほぼ清水ペースだったと言っていいと思います。
主原因を考えると…地味ながら…岐阜は2CBと2ボランチを中心にビルドアップしようとしていたように見えましたが、こちらの前4人の守備に遭って効果的なパス回しにならず→CBが蹴り出して助っ人の強さや右WBを生かす感じになっていました。相手の強さ速さは目立ちましたが、単発に感じました。
⬛︎後半
後半も後から振り返ればこちらがまあまあ握っていたと言えると思います。ただ、正直生で見ているときはそんな印象なかったですね。そのギャップはなんでかなあと考えてみましたが、これがよくわからない。
⬛︎相手の後半の2度の決定機
無理やり理性を働かせると。
ゲーム全体の印象が今までの試合とだいぶ違うのですが、形だけ見ればいずれも今までの清水の欠点と言えなくもありません。
1度目の相手の決定機は、囲んだところの強さが足りないところを抜けられて、スピードに乗ったところを弦太だったかが1対1でうまく限定できないままミドルを打たれました。前節の失点と同じ。囲んだら止めないと。
最終盤の決定機はスローインから。動き出した選手についていけずに侵入を許して決定的なピンチを許しましたが、ここは集中・予測・声が足りてないですね。
もっとも、形はこれまでと似ていても、それを作られるプロセスは色々あったように思います。
⬛︎後半苦戦の(/苦戦に見えた)原因
・相手のシステム変更→ラモスさんは3-5-2と言っていましたが、守備時は5バックで守っていました。ドン引きではありませんでしたが、戻られたときにサイドのスペースを消されていました。その分前線が手薄になるはずですが、外国人がスペースを埋める守備を頑張ったり、攻撃では個人の競り合いで勝ったりしてなんとかしていました。むしろスペースがあって攻撃しやすそうというか。
・球際でのビハインド、中途半端な対応→特に後半はこれが目立ちました。
・人数不利のサイドにこだわりすぎた→1対1を振り切れないならまだいいのですが、中盤含め相手が同サイドに寄せてきているときに無理に通そうとするシーンが複数あったように思います。
もっとも、監督コメントにあったように、相手がついてくるときに同数ならギリギリでワンツーやフリックを狙っていいと思いますし、実際抜けているシーンもそれなりにあったので難しいのですが…。ただ結構無謀な突っ込みも散見されて、一回ボランチが受けて逆に渡せばいいのにと感じるところもありました。というか単純に後ろでいなして相手を消耗させてもいいし。
・最終ラインと前線の乖離→おそらく疲労、点を取りたい前線、強さ速さを警戒する最終ラインなどの要素から、最終ラインと前線が分離し、その間でうまく回せない時間帯がありました。(前線へ→セカンド拾われる)
・ボランチの配球→上述もしましたが、ついてくる相手に対し、この試合では「一旦戻し、効果的なサイドチェンジ」「相手をいなして一旦スローダウン」という展開が少なかったです。
挙げるときりがありませんが、これらの要素がお互いに悪循環で回ったため内容が悪く見えたような気がします。
一言でまとめると、現象としては選手の味方との距離感、相手との位置関係が悪い。
その原因としては、CBがラインを今ひとつ上げられなかった、相手が守備時に後ろの人数を増やしたにも関わらず前半と同じようなロングや縦が多すぎた、預けどころの本田が生きるスローに剥がしていく展開にならなかった(できなかった)、ということではないでしょうか。去年までの悪い時に近い感じもしましたね。
それでもチャンス未遂はそれなりに作ってはいたんですが、やはり後半は決定機2つで相手のゲームだったと思いますね。
⬛︎岐阜
岐阜といえば「ブラジル人と岡根!」ってぐらいに思ってましたが、相手の9番10番はさすがに助っ人という印象。ここまで2CBが苦労したことはJ2では多分初めてですね。加えて田中も良さが出る展開で実に生き生きしてました…。
⬛︎まとめ
岐阜はやっぱり変わったチームだった!
清水の選手は疲労なのか、相手の展開に引きずり込まれたからなのか、局面でのミスもいつも以上に多かった。それを誘発したのは相手のプレッシャーとも言えますが。
この試合の反省が次に生きるかは若干微妙なように思いますが、むしろJ1レベルのチームと当たる時なんかを考えた時に大事なポイントが浮き彫りになったかもしれませんね。とはいえ、未だによくわからなかった試合です…。
しっかり休んで、次は頑張って欲しいです。
・小林監督のコメント
「(ボールを)足元に付けたときの(相手の)アプローチが鋭くて、チェックの動きだったり、フリックだったり、裏を取ったりというところが個人にあれば良かった。(相手のマークが)緩い中だったら(ボールを)持てるが、はめられるとそこの空間を外したり、もう一回動きを変えてボールをもらうという個人戦術が少し乏しい。」
J2第11節 vs京都
静岡に縁もゆかりもないのに小学校でエスパルスが好きになり、気づけば◯◯年…。
サッカー経験もほぼない素人ですが、基本的にどんなときでも応援するスタイルで清水を見ていきたいと思います。
⬛︎京都戦について
スカパーの録画が死んでたので、あまりしっかり見返せてはいませんが。
監督も言ってましたが、ほぼ自滅って感じ。
試合自体はコントロールできていただけに、非常にもったいない敗戦でした。
ただし、京都は個も高くバランスのとれたいいチームでしたね。
⬛︎1失点目
トランジションでボールを奪われ、左サイドで数的不利のままフリーで上げられてCK。
その後のクリアも必死だったと思うのですが、バイタルに落としてしまい、山瀬にスーパーゴールを決められてしまいました。
最後に元紀が追っていましたが、エリア内にいた選手がもっと早く反応できていれば…。
メンバーは違えども、こういった失点は去年から多いですね。
少しでも隙をなくしていって欲しいもの。
⬛︎2失点目
ボランチとサイドバック2人で寄せたところを抜けられ、DFと1対1を作られました。ここでおそらく縦に抜けると読んだのでしょうが、逆に中央に切り込まれてこちらも見事なゴールを決められました。
ビハインドだったので若干落ち着きも足りなかったかもしれませんね。
犬飼はこの試合フィードが積極的で、しかも質も良かったです。大前が1対1を作ったのも犬飼のフィードからでした。
跳ね返しでも効いている試合はあるので、こういったところを経験を積んで修正してくれればもう一段上の選手になれると思っています。
⬛︎1点目
この試合は京都がコンパクトにバランスを取って守備してきたので、今までの試合に比べて裏を取れそうなシーンが何度かありました。
ここは河井が白崎を見て精度よく合わせたところでほぼ決まりでしたね。
河井は半端なポジションで受けて何度かチャンスを作っていました。ミドルは枠に飛ばしてほしかった…。
⬛︎京都
なかなか隙のないいいチームでした。
ダニロビ怖かったし(軽傷をお祈りしています)、あまり出てこなかったけどアンドレイのポテンシャルも怖かった。石何とかさんもきっちり仕事したし。
何といっても、下畠はサブの選手だと聞いていたんですが(涙)。
菅野のメンタルも良かったなあ。しかし大きくて黒い人がいなくなると強くなるのは何でなんでしょうね?
福ちゃんも珍しく気合入ってました。インタビューは某有料会員制サイトの人の犯行なので大目に見てやってくださいな。
⬛︎長所
ここまでのエスパルスでまず良くなったのは、守備時のリスク管理。(この試合ではやられてしまいましたが…。)
お互いを感じながらプレーする習慣が大分見て取れるようになりました。
プレスするときは連動する、チャレンジ&カバーの関係を作るなど、個人勝負になる前に未然にチャンスを防ぐシーンが多くなっています。
今季は中継で盛んに被シュート数が少ないということが言われますが、正直現メンバーの個々の守備力は高いチームでは決してないと思っています。これは監督コーチの力でしょう。
また、攻撃では前節で村田と川口の関係を整理していました。川口はやや中に入って、村田は外に張るというのが基本。お互いのスペースを潰さないということでしょう。
⬛︎改善点
ボールを握ってペースを作る、というのはいいと思いますが、全体を通して攻めがゆっくりになりすぎる癖があるように思います。
京都戦は、中央に入れるボールが少なかったという反省が聞かれましたが、テセに入れるとフィジカルを活かして結構キープしてくれるので、そこをもっと使ってもいいように思います。
また、京都のように相手がコンパクトにしてくるなら、裏を狙う動きを何回かに1回は試してみて欲しいですね。村田が張っていると見せかけて斜めの動きで中に入ってくるところに合わせるとか、結構チャンス作れそうな気がするんですけどね。北川なんかは裏狙いが得意そうなので点になることを期待してます。裏を狙うことでバイタルが空く効果もありますし。
選手は十分分かってるでしょうけど、この試合は村田川口頼みというところから切り替えられませんでしたね。もっとバリエーションを作っていかないとキツい。
それを試合中に選手たちの中で修正できればと思うんですけどね。
⬛︎まとめ
個人的には、小林監督にはここまでかなり好感を持って見ています。
外国人を使えないとか、J1仕様のサッカーは作れないとか批判も耳にしますが、むしろ今は負債を返している段階だと思います。もう少しお金のあるチームならいい選手取ってきて並べればいいんですが、しっかりチームの基軸を作れないと、その方が結果的に病気が長引くと思ってます。
ただし、今は中盤で同じような選手が多いので、補強も楽しみ。個人的には「守備ができて、プレースキックや崩しのパスができる攻撃的な中盤の選手」を期待しています。