読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

★puppetmouth’s blog★

清水エスパルスに関しての雑感。基本応援スタンス。遠方なので情報難民。素人なのでまったり更新。

第4節 vs鹿島アントラーズ

やはり実際に見ると鹿島は強かったですが、勝てるチャンスがあっただけにとても悔しいです。

 

◼︎勝負の分かれ目

観ていて思ったのは、「先制点の時間が早すぎる!」「2点目来た!行けるか?」「1失点目の時間が早すぎる!」「疲れて動けてないなー」ということでした。前半の時点からまじめに守備をしていて相手にかなり振り回されていたので、運動量的にかなりキツいだろうなと思いました。

今のチームは流れが悪い時は引いて守るというサッカーをしてきていて、結果論から言うと、縦に早い選手で流れを押し返すか、引いても弾き返せる選手で守りきるか、ということにはなると思います。

ただ個人的にはそれ以上にもっと丁寧に回さなければいけないと思っています。無駄に回せというのではなく、相手の流れを止める、運動量を削る、よりより選択肢を探す、ということです。そこがこの試合の一番の反省点だと思います。

目立ったのは、奪った後に縦に早いのはいいのですが、出す先の相手をしっかり見られていないまま簡単に前に出してロストするというシーンですね。

鹿島も、スペースの使い方や狙いは上手かったですが、後ろからのつなぎや崩しでは決して完璧というわけではなく、結構PJや鈴木のポストやキープ(とそこからのセカンド回収)に頼っていた感じもしています。

ただし清水の攻撃が単発で終わることで、守備に運動量を使わざるを得なかったという印象が残ります。

精度を一気に上げるのは難しいので、清水が次勝つには、全体としてもう少しスローペースなオフェンスプレイを多くするのが近道なんじゃないかと思ってます。

 

◼︎鹿島の強さについて

①展開の速さ、大きさ

ミドルレンジのパスの正確さやパススピードの速さが目立ちました。

・鹿島はセンターバック2枚が大きく開いていて(展開によって永木か小笠原が下りたりはしていましたが)、特に昌子のパスの判断、スピードの速さは目立ちました。これによって(そして対角線のフィードによって)地味にエスパルス側は左右にスライドを繰り返さないといけない展開でした。

・CB以外にも永木のミドルフィード、土居のミドルパス、狙いと正確さはさすがでした。

②前線の球際(守備力・技術)

清水のような勤勉さとは少し違うのですが、球際が強かったです。永木はもちろん、鈴木や土居も守備で相手からボールを奪う力があって、全員に球際の強さがありました。小笠原は相変わらずプレイの予測が素晴らしいです。危険なカウンターに発展するシーンは少なかったですが、ここでひっくり返されることでかなり守備の運動量を強いられました。

また、これまでだったら奪えたようなシチュエーションでなかなか奪えませんでした。強さや技術で微妙にかわされる、一度つついたボールを再び相手に回収される、取れそうだと思って寄せたパスで取れない、というシーンが多かったです。

③セットプレイのキッカーの質

結果的にはこれも大きな勝敗の分かれ目になりました。また、植田のヘッドはゴールシーン以外にも圧巻で、犬飼は今日は残念ながら完敗でしたね。

④交代選手の質

あれだけのスタメンを揃えておいて、交代選手に代表級が入ってくるなんて反則です。レオシルバはともかく、西が入って後半から鹿島の左高い位置でゲームメイクする場面が増えましたし、金崎が入って的が2つになりました。

⑤ハイペースなゲームへの慣れ

清水は適応するのに心身ともにパワーを使ったという感じでしたが、鹿島はそれをベースに勝負どころで力を残していられるという感じがしました。

 

個人的に今日目立ったのは鈴木(ポストや守備が素晴らしい上に運動量もあってゴールも取れる)、永木(インターセプト多く運動量もフィードもいい、2点目アシスト)ですね。

 

◼︎清水について

①金子は守備でも相変わらず効いていてゴールにも絡んだのであえて苦言。キープの時相手CBに後ろから簡単に奪われすぎですね。あそこでキープできないとチームが休めないので課題としてほしいです。

②試合運び

まず2点目取った後失点するのが早すぎました。あれは植田がすごいと言ってしまえばそれまでなんですが、もう少し犬飼は粘りたかったというのと、六反もちょっと中途半端なプレイでしたね。

また、2失点目もちょっとマークが付ききれてなくて(特に出し手の永木のところ)、あれはコーナー崩れのスローインからで、体力の問題も正直かなりあるとは思うのですが、声をかけるとか互いの危機察知能力を働かせるとかすれば簡単に防げる失点だったと思うので勿体無かったです。

さらに言うと、清水は失点してからつなぎがそれまで以上に雑になっていて、もっと後ろで頑張ってサポートしあって落ち着いて回せれば…と思いますね。

身体的な疲労ももちろんあったと思うのですが、それ以上に相手の圧と試合のテンポに押されて精神面で落ち着いてできずにプレイが雑になったように思います。

③犬飼はあと一歩早く動けていれば、後もう少し準備していれば、という感じですね。今日はいろいろと反省の日だったと思います。

④選手交代

1失点目まではあまり疲労関係なかったと思いますが、枝村と鎌田が両方消耗していたので、一枚早く代えたかったですね。枝村のところに野津田を回してフレイレを入れるというのも一つの策だったと思います。

 

(そういえば、大榎監督は鹿島や川崎に戦績が良かったですが、相手に回す技術があっても細かい守備にこだわらないと効かないんじゃ…と思ったり。)

 

◼︎まとめ

冷静に見るとやられたのは全部セットプレイで、展開が劇的だったのでアレですが、実は流れの中での決定機は清水の方が断然多かった(もっと言うとゲーム展開の割に流れからは相手に決定機をそこまで作らせなかった)と思うので、反省はしつつも自信を持っていいと思います。

反省点としては上に書いてきたた通り、ハイテンポなゲーム展開に慣れること、失点したあとにビビらないでつないで落ち着けること、90分のマネジメント、セットプレイの集中。次は1点目のようなラッキーはないと思いますが、逆に最初から運動量のコントロールを織り込んでつなぐところは丁寧につないで、また相手が勢いをもってやってきてもそれを食うぐらいのつもりでやってほしいです。

小林監督は試合前「しっかり回すこと」、前半終了時「セットプレイを簡単に与えないこと」を指摘していました。確かに鹿島の質は高く勝利に価するプレイで、個の力は反則級なものを感じました。しかしチームとしての戦い方の中には(選手交代を除くと)清水の方がむしろ勝っていた部分もあると思います。メンタリティも含め、これを経験として次に繋げてほしいです。

ということで次はダービー。心は熱く、頭は冷静に。J1でももっともっとやれるはず、と思っています。