★puppetmouth’s blog★

清水エスパルスに関しての雑感。基本応援スタンス。遠方なので情報難民。素人なのでまったり更新。

TM雑感

こんにちは、(世界で3人ぐらいしかいない読者の皆様)ご無沙汰しております。

さっき、買ってきた牡蠣の袋を開けた瞬間に、噴き出してきた牡蠣エキスを全身に浴びてしまいオール洗濯の憂き目を見ましたが頑張って書きます。

 

昨日はジュビロ磐田との練習試合でした。

自分はだいたいライブ映像で試合を見て、さらにそれを見返しながらこれを書くことが多いんですが、今日は面倒時間がないので、分析というより昨日の感想を書こうと思います。見返してないんでホント雑です。

でもやっぱ試合見られるっていいですね。

 

※余談ながら、試合見返す習慣のある方には分かってもらえると思いますが、ライブで見た後冷静に試合を見返すと、かなり印象が違って見えることって多いです。応援してるチーム以外はそうでもないかもしれませんが。

特に負けてる時や、僅差で勝ってて相手に攻められまくってる時は、生だと緊張感からか実態以上に印象が悪くなりがちなんですよね。

 

■フォーメーション(メンバーはスタメンで)

基本的に1本目から4本目まで同じに見えましたね。

攻撃時は3バック(トップ下を中盤と捉えると3−4−3)。

      ティ

後藤    中村    金子

 六平   竹内   奥井

  福森  岡崎  ソッ

      ネト

 

守備時は5バック(5−4−1)。

      ティ

  後藤      金子

    竹内  中村

六平 福森 岡崎 ソッ 奥井

      ネト

 中盤4枚はプレスバック時は横に一列って感じでしたね。

 

■感想(1・2本目)

 

・攻撃に関しては、全体的にちょっと硬いなって思いました。中継で緊張したのか、単に私の思い込みなのか。

具体的には、縦パスが少なかったり、前でのチャレンジが少なかったり、一瞬躊躇してから判断しててタイミングが微妙に遅かったり、裏を取る/使う動きやパスが少なかったり、全体的にリスクを取らない感じ強めだったかなと(3、4本目はその点のびのびやれてました)。

むしろメンタル的には相手に点を取られてからの方がやりやすそうでしたね。

単純に、もっと縦パスと裏を狙って欲しい。

 

・やはりこのサッカーではSB(奥井と六平)の動きが完全にキモですね(+3バックの中央のパス能力)。攻撃の流れはここのポジションがいかにいいボールの受け方運び方をできるかにかなり左右されると思います。低い位置からならウイングのスピードも大切ではありますが。

守備面では、彼らのうち1枚が戻りきれないと、3バックのうち1枚がボールサイドに引き出されて全体がスライドするので、逆サイドのWBが戻れてないとゴール前で結構相手をフリーにしがちで、大変ではありますがそこで戻れるかも重要だと思いました。

 

・後ろのつなぎについてはだいぶ慣れてきましたね。全員覚悟をもってやれてる感じがします。岡崎中村中心にボール持ってる時に相手のプレス一旦剥がすってプレーも多いです。

 

・攻撃時、アタッキングサードで詰まった時の打開策は、緊張等を差し引いても課題ですね。

ウイングの個の打開力ももちろん大事ではあるでしょうが、スペースがない場合は特に技術とタイミングと連携が重要だと思います。まだいいシーンは少ないですね。

川崎戦のゴールシーンなんかは良かったので、バリエーション増やして欲しいですね。

 

(補足して、自分はこのサッカー、SBは運動量(特に攻撃時ボールを受けるための動き)が結構重要だと思っていました。奥井は運動量とスピードがあって、エウソンはどちらもそんなにないので、もしかしたらエウソンは結構飼い殺しになるのでは、、、と心配していました。

ただ、この試合を見て思ったのは、結構前で詰まってスペースがなくなりがちになるので、そうすると特にSBは、むしろスピードや運動量よりエウソンみたいな技術とアイディアのある選手が生きてきそうっていうことです。

もちろん、奥井の特徴は今のサッカーにはハマっているので(結構痛いパスミスが多いのは辛いですが、、、)、彼が戦力にならないということもないと思いますが。)

 

・パスを受ける時、受け手がダイレクトで落とせる位置に味方がフォローで入るシーンが激増しましたね。

例えば

 岡崎●(ボール)         ティーラシン 相手

              中村

みたいな位置関係で、岡崎がティーラシンに出したボールをティーラシンがダイレクトで中村に渡すみたいな。

監督の狙いが垣間見えるようで面白いと思います。

 

前の記事にも通じるのですが、後藤は今のチームでは結構貴重なキャラクターの持ち主(運動量+スピード)だと思っていて、私としてはずっとウイングで使われるだろうと思っていたのですが、この日はトップに移ってから結果を出したので、トップ下起用も含めちょっと難しいですね。周りとの相性もありますし。

個人的にはウイングでハマれば一番いいと思っていますが…。

 

・守備では六平と奥井が上がっているタイミングで3バックの横を使われるシーン、あとは単純にラインの裏を取られるシーンが一番危なかったですね。

後者は相手の戦術というよりも小川の武器だと思うのですが、正直いい練習になったと思います。

ラインがそろってないなというのもありました。まあ実質ほぼぶっつけみたいなものなので当たり前でしょうけど。

 

ただ、むしろ自分がもっと気になったのはその1つ前で、こちらの前線が結構簡単に置いてかれて、最終ライン+竹内が相手の総攻撃にさらされがちって点。

 

パターン1:攻撃時、全体が前がかったときに低めの位置で引っかかると一気にみんな置き去りにされますね。基本は残った3バックと竹内で食い止めないといけません。ただこれはある程度覚悟の上でしょう。

対処は、そのままなんですが、低い位置で引っかからないようにすることですね。特に中盤から3トップへのボールが引っかかるとき、奥井や六平が置いていかれるようなタイミングだと結構厳しい感じになりますね。

 

パターン2:守備時にこちらの前のラインを突破されるとき。

①前から意図してプレスに行っているもののそれをうまく逃げられる

②何となく金子、後藤、中村(か竹内)が前に残っている(激しい前プレではなく、プレスバックもできていない)

→②に関しては、多分集中と練習で改善できると思います(思いたい)。

  

・相手との関係もありかなり仕事が多かった福森ですが、及第点ではないでしょうか。

つなぎも得意そうでしたし、裏を取られても走力はそれなりにあってカバーしてましたね。

展開的にいわゆるCB的な力はあまり問題になりにくかったので、引いてる時の高さなんかはもう少し見て見たい部分です。

 

・エリックはけっこう辛い状況での投入でしたが、攻撃面とヘディングの良さは見せたものの、守備に関してはまだまだ課題が多いなあという印象。まあまだまだこれからですね。

 

・相手のパスが通った時に、味方が「えっ」「これ誰がマーク行けばいいの?」てなってるようなシーン結構ありましたね。誰がマークにいくのかチェックするのか迷うような場面。

ここらへんもまだ成熟度が低いのかなって感じました。

 

 

■感想(3、4本目)

・目立ったのはテセ、川本、鈴木、梅田あたりですね。

テセに関しては、戦術理解度も高いですが、コンディションも良さそうです。

川本に関しては、スタメンにないキャラクターを持っているので、彼がもう少し成長してくれるとチームとして大きいです。

鈴木に関しては、意外にパンチ力というかインパクトの強いキックできるなという印象です。

梅田に関しては、落ち着いてやれていたのが一番目立った点ですね。

 

・1、2本目に書いたことの裏返しになりますが、結構縦に早い攻めの割合も多かった印象ですね。

 

・石毛や河井、西村なんかもいい流れに貢献する働きでした。あとはトップレベルでどれだけやれるかですね。特に守備時。

 

 

■まとめ

やはり時間が経ってきたのもあって、当初よりも監督が個々の選手の特徴を理解してきているなって感じます。

特に選手を起用するポジションにそれを感じます。

ただ、まだ選手の「組み合わせ」については模索中って感じですね。試合を見てても、まだそれはうまくいってないところが結構あるのかなと。

 

自分はカルリーニョスが入ってからがこのチームの本当の姿だと思っているのですが(逆にヘナトはこのサッカーだと去年ほど絶対的な存在にならないかも…)、まだまだ課題は多いため、チームにとっては中断期間が長いことが他チームと比べてプラスに働くと思っています(選手のコンディショニングは正直かなり大変でしょうけどね)。

もし自分が相手チームなら、正直今のチームは結構狙い所というか穴が多くて、本当にこのままだと例年で言ういわゆる「降格」圏も見えてくる感じだと思っていますが、上積みは期待できるスタイルなので、今は楽しみしかないですね。

また、知る術はないのですが、大熊さんが現状をどう捉えているのかにもすごく興味があります。何度も言いますが彼にはすごく期待しているので。きっとこれからもいい影響をもたらしてくれると思います。

 

以下余談。

コロナウイルスインパクトによってチーム・スポンサーにとっては経営面でかなり大変なダメージがあるだろうことが心配されます。

スポーツはスポンサーの皆さんの支援あってのものなので、少しでも影響が小さく収まることを願っていますし、そもそもスポーツやエンタメは健康あってのものなので、皆さんが健康でいられることを願っています。

まずは既存の業界で大きな影響を受けるところへの相応の支援策が必要だと思いますが、それに加えて、業界によっては、影響が長く続くほど業態自体の変化・適応能力が求められるようになるとも思っています。

例え家にいても人間は生きているわけで、食事もすれば遊びもコミュニケーションもするわけで、経済活動が「完全に」止まることはないと思っています。

厳しい中で自分が大層なことを言えるような立場ではありませんが、1サポーターの願いとしてエスパルスにはぜひしぶとくやって頂いて、できる範囲で、家の中でも楽しめてお金もちゃんと回るようなコンテンツや活動の事例を、関係各所と協力して1つでも多く成功させて欲しいなと思っています。

もうコロナウイルスの影響が完全になくなることは考えづらい状況ですが、少なくとも漠然とした不安のようなものが落ち着いて、普通の生活が戻ることを祈っています。

 

では今日はこの辺で。