★puppetmouth’s blog★

清水エスパルスに関しての雑感。基本応援スタンス。遠方なので情報難民。素人なのでまったり更新。

第11節 vs柏レイソル

なかなか勝ち試合のときに書けないので、次の試合の前にちょっとおさらいで書きたいと思います。今回は短縮版です。

苦しいゲームでしたが、テセのインタビューは清水サポの心に迫るものがありました。

そして、遠方ぼっちとしては、ホーム勝利の光景を見るのはとても感動的なものがあります。

 

◼︎フォーメーション

短縮版のため柏は省略。

・スタートは

 

  北川テセ

白崎竹内河井金子

二見フレソコ飯田

   六反

 

・終盤は

 

   テセ

白崎石毛河井デュ

   竹内

松原フレソコ飯田

   六反

て感じでしたかね。(確認してないんで間違ってたらすみません)

 

今回は箇条書きで。

 

◼︎白崎の復調

明らかにコンディション上がりましたね。

終盤は疲れましたが、それでもあれだけ走れたのは見事でしたし、ロストも少なかったです。二見のヘッドのアシスト未遂、3回ほどあったと思うんですがゴール前に入ってのシュート、彼のところからやられたシーンもほとんどありませんでした。

バイタルでチャンスの相手のボールを前後半1回ずつ狩る場面があって、そのうち1回(前半)は河井の惜しいミドルにつながりました。

 

◼︎終盤のフォーメーションについて

今の清水の守り方だと基本サイドは2人で守る(例えば右なら金子飯田)んですが、相手も局面によって3枚来ることがあるんですよね。その時にボランチがサポートする(右なら河井)んですが、そうすると中央が1枚少なくなってスペースができます。竹内を真ん中に置くのはそれの保険という意味合いが一番あるように思います。

(今まで中盤の底の位置はフレイレ前提で、弾き返す前提のフォーメーションかと思っていましたが、それだけではないようです。)

加えてこの試合では、テセが代えられず、前のプレスが効かなくなったこともハッキリさせた原因の1つではあるでしょう。

 

◼︎ボランチについて

関連してですが、私見ではこの2人のうち守備力が高いのは竹内だと思っています。河井はどうしてもフィジカルでビハインドがあるので、後ろで守るなら竹内というのは理にかなっていると思います。(最近の竹内は1試合に1回は相手から狩るシーンがあるんじゃないでしょうか。そんなん少ない!と言われたらそれまでですが。)

河井はボールに触って精度とコンビネーションで勝負、竹内は縦パス(この試合でも2回ほどだったと思いますが鋭い楔を入れていました)と機を見たゴール前へのスプリントが狙いだと思います。で、この試合どちらかというと河井の方が平均のポジションはやや高かったと思います。特に遅い攻撃で押し込んだ時は顕著です。竹内は基本バランスをとりつつ、散らしたり縦に入れたりしながら、ここぞという時にスプリントしてゴール前に走るって感じでした。アシストに近い河井、ゴールに近い竹内、と言っておきましょう。ついでに言っておきたいんですが竹内は見た目より足速いです。さらに2人ともシュート意識目に見えて上がりましたねー。

 

◼︎ピックアップ①

今回はBSでやったので録画した方もいらっしゃると思います。ハイライトに入らないシーンとしては後半14分少し前から2分ぐらいが面白いです。

まず竹内が奪取(竹内ナイス)

テセがフィードを相手に体を寄せてボールキープ(柏は鎌田不在でCBはつなぎはうまいんですが体の強さがなかったのが泣き所)

金子がペナ内で仕掛ける(スプリントして中央で待っていた竹内が出してもらえずややオコ)

飯田の見事なターンからクロス、白崎ヘッド(クリスティアーノが軽かったとはいえ飯田の攻撃センスが感じられるプレイ、中で準備していた白崎も良い)

弾かれるも今度は飯田がグラウンダーでクロス(さっきとプレイを変えるあたりもセンスを感じる)

二見が仕掛けてFK奪取

白崎のFKから二見ヘッドもバーに当てる

 

◼︎ピックアップ②

後半8分〜9分ぐらい。

相手が判断に迷ったところを北川が寄せて奪い切り、そのまま駆け上がりクロス(北川の力が出たプレイ、左で上げたのも流石)

金子が折り返してテセの決定的シュート

 

◼︎課題

・CKを減らしたい。極力サイドラインで切りたい。

・被ミドルシュートが多い。ファーストディフェンスは行けているのでその次も。特にカットインへの対応とマークの受け渡し。相手のキャラクターを把握し次のプレイへの予測を。

・中盤のロストは少ない。逆に言うとキーパーと最終ラインが捨てているのが一番多い。リスクもあるのである程度割り切ってクリアは必要だが、周りにフリーな選手がいるときはつなぎたい。

・相手の前の人数にもよるが、サイドバックの裏のスペース管理。飯田の課題は戻る時の判断、二見の課題はスピードとスタミナ。

・ホームで勝てたので、次は3バックに勝ちたい。

 

◼︎柏について(短縮版)

前提として、とても良いチームで、まずみんなうまいし2列目の攻撃のタレントが充実しすぎ。特にIJには、二見がギリギリでよく守っていたものの相当苦労させられていました。なんで勝てないのか不思議になります。

課題としては、まずはCFをどう固定するか。これは交代を見ても下平監督も悩んでいる様子が感じられました。というか監督の本音としては多分クリスティアーノにやらせたいんでしょうが、彼は多分ボールをもらいたがってポジション動いちゃうんでしょうね。真ん中で収めて、とかクロスに高さで合わせて、という役割をできるピースが必要なのかもしれません。特にボックスで勝負できる人。江坂も能力自体は高いですが去年見ていた限りそういうキャラクターというイメージはないですし。

あとはCBの守備の強さ高さ。これは攻撃力で相殺されているのでなんとも言えないですけどね。清水としては鎌田がいたらまた違うでしょうね。

 

◼︎最後に

柏になんとか勝てたのでサポとしては今季絶好調の広島戦も少し気楽に見れます。

個人的予想としては、この試合二見も頑張っていましたが、次は松原が出ると思っています。頭をフレッシュにして臨んでほしいです。

飯田は、おそらくスタメンが続くでしょうね。

たぶんヨンソンが今後一番悩むのは石毛白崎のどっちを使うかでしょう。金子は途中で下げたので多分先発だと思います。白崎は交代で出たらゴールに絡んでほしい!

また、連戦なので繰り返しですがくれぐれも怪我には気をつけて!

ではまた。