★puppetmouth’s blog★

清水エスパルスに関しての雑感。基本応援スタンス。遠方なので情報難民。素人なのでまったり更新。

AFC U23 Championship グループステージ 日本 vs パレスチナ(と雑感)

お久しぶりです。

ひっそりと更新します。

 

このゲーム、日本が守備意識高く、堅くものにしたという印象。

日本は森保流サンフレッチェ式フォーメーションの3バック。

これがミシャ式なら3バックの左右2人がもっと攻めるんでしょうけど、この試合では後ろはあまりポジションを崩さずにじっくり攻める場面が目立ちました。

先制点は3バックの左に入った板倉の持ち出しなのですが、ゴールの後はそういった場面はほぼない、というか監督の指示もあって自重していましたね。

両WBへのパス、もしくは前線3枚への楔をスイッチにして真ん中の選手が動いてギャップをつくるというのが中心。

そして、やっぱりみんな足元は上手いですね。

守備でも、比較的高い位置から前3枚が限定をかけていたので、前の選手の運動量はかなり要求されるゲームだったと思いますが、ボランチやウイングも含めて全体に早いプレスをできていたと言って良いと思います。

一方で個人の競り合いや球際では相手が上回っていた印象でした。もっと単純にガンガン放り込んできたらどうかなと思って見ていました。もっとも日本はそういう選手を多くチョイスしているので仕方ない部分はあるでしょうね。

目立った選手は特にいないのですが、キャプテンマークを付けていた17番の神谷くんは何となくこれから伸びそうな気がしました。

前にこのエントリで書いたことのある井上くんも出てましたね。記憶が曖昧ですが確か彼がスタメンで出だしたのって清水戦の後からだったと思います。相変わらず憎らしいぐらい冷静でした。

個々の選手というよりは、フロンターレベルマーレのスカウトは優秀だなあなんて思いながら見ていました。

 

というのはまあアリバイ的な前置きで、まあ目的は我らが立田くんです。

相手がボールを持つ時間が少なかったので、彼のこの試合での役割は8割がビルドアップでした。

(まさにサンフレッチェでいう千葉の役割でした。)

若干遠慮がちに見えた気もしますが、よく言えば丁寧にプレイしていて、トラップもパスも安定していて、ミスも2〜3本程度だったと思います。足元はやはりあるなという印象でした。

課題を挙げるとしたら…守備機会が少ないので相手にもっと攻めてもらいたい。

というのは措いておいて、彼は素人目からすると、身長が高い分あまりジャンプしなくてもヘッドで勝ってしまうだろうと思うのですが、もっと飛び方を工夫すれば楽に勝てるような気がしました。

この試合では相手のFWが流れるシーン、もしくは(フォーメーション上どうしてもそうなるのですが)3バックの左右2枚が相手とヘッドで競って立田はカバーを意識して動くという場面が多かったので、本音としてはもっとバチバチやり合う場面も見たかったですね。

 

我らがエスパルスは犬飼が移籍したためCBのスタメンが誰になるかという問題があるのですが、現時点でどうかというと、二見の扱いがわからないのですがソッコが1番手、角田とフレイレが2番手でその次になると思います。

J1でスタメンを張るとなると、相手のプレースピードへの予測が第一の課題、押し合い的な当たりの強さが第二の課題になるかと思います。

ただ、期待値込みで使うことはありだと思います。メンタルや育成を現実的に考えるとまずはカップ戦で使っていくというところでしょうね。慣れが一番重要な要素だと思うので期待しています。

 

去年補強について書いてからもう1年ですか…。

昨シーズンも、スタ観戦やブログ更新はあまりできていないのですが、遠い地から全試合映像で見ながら応援していました。

残留できて、本当に良かったと思います。

自分はもう少し余裕をもって残留を決めるイメージを持っていたのですが、一番感じたのは「例年よりも弱いチームが少ない」ということでした。

経済的に厳しいチームであってもフロントの経験値が高くて補強が的確だったり、全体的に外国人の活用がうまかったり、逆にフロントはそこまでであっても資金が潤沢でタレントが揃っていたり。

J1にいるだけあって、どのチームも強みを持っていて、また弱みが少ない。

Jができて25年ぐらい経つのでしょうか。やはりどのチームも経験を蓄積しているということと、予算規模がDAZNによって大きくなっていることを実感して見ていました。

このトレンドは今年も続くと思います。

エスパルスもクラブとしては徐々にではありますが正しい方向に進んでいると思います。私は今の左伴さんを基本的に支持していて、また新GMに久米さんを呼んだのもいい傾向だと思います。ただ他クラブも戦っているので、今年も厳しい戦いを予想せざるを得ません。

(サポは叱咤と激励が務めで、両方あっていいと思うんですが、叱咤をする時には何に基づいて叱咤をするか、その判断基準がどういったものかが重要で、サポもJの流れやクラブのやっていることにしっかりついていかないといけないと思います。)

 

さて今年の補強について言えば、概ね理解はできるのですが、犬飼を抜かれたのはやはり痛いですね。自分はS極などは読んでいないので詳細は分かりませんが、強化部はおそらく残せると思っていたのではないでしょうか。

 

そのほか、楠神が話題になっていますが、村田や清水とタイプが重なる(おそらく引いて守りつつカウンターする時の槍要員が必要だと思ったんでしょう)気がするので、個人的には「キープできてチームを落ちつけられるパサー」が欲しいです。。。枝村が抜ける前提で考えると一番の補強ポイントは個人的に右SHだと思っていたので、ここが若干不安です。(逆にボランチは現戦力を考えるとこれ以上取るのは現実的ではないでしょうね。)

ただ、それ以上に思うのは、その役割をやれるのはまさに白崎で、彼にもっとやってほしいということです。

彼の技術や体の強さを考えると、守備に走ったりゴール前でシュートを打つこともできると思うのですが、チームが苦しい時にキープしたりいなしたりして周りを落ち着けることができると思います。

去年はチーム戦術もあって、よく言えば周りに合わせる、悪く言えばトライが減るという印象があったのですが、周りに合わせつつトライをできるようなプレイを期待しています。

(加えていうと、個人的に、彼に10番をやったのは少し早かったと思います。自分も彼には10番級の期待をしています。一方で若い選手にチームのために動くというプレッシャーをかけすぎている感もあります。)

 

また、今シーズンは鍵となるのが増田と兵働だと思っています。彼らは戦力としてピッチ内外で働いてもらわないと、好結果は期待できないと思っています。

 

苦しいシーズンだと思いますが、やっぱりシーズン前はワクワクしますね。今年も応援しています!!