★puppetmouth’s blog★

清水エスパルスに関しての雑感。基本応援スタンス。遠方なので情報難民。素人なのでまったり更新。

J2第12節 vs岐阜

何から振り返っていいのか良く分からない不思議な試合でした…。

一言で言うと、ボール落ち着かないなーってまま終わった試合ですね。

 

終わった後は「これ今季ワーストだろ」って思って頭が整理できていなかったのですが、録画を見るとそれなりにこっちのゲームではあったんだという発見。やっぱりライブの時はジャッジの影響で頭をクリアにして見れてなかったのかなあ。今季「オフサイド」での失点は2点目のような(このシーンは福村碓井も良くなかった)。でも同時にジャッジはリスペクトしたい、ともう一人の自分が心の中で盛んにアピールしてる。

 

⬛︎攻撃

エスパルスは前節とガラッと変わり、この試合ではかなり縦に速い攻撃を意識していたようでした。裏へのボール、縦へのボールといったものが(実際データとったりしてはいませんが)大幅に増えた印象を受けました。

それの効果はおそらく半々で…。

 

⬛︎前半

決定機が前半の前半に多かったので尻すぼみな印象もありますが、トータルでみるとほぼ清水ペースだったと言っていいと思います。

主原因を考えると…地味ながら…岐阜は2CBと2ボランチを中心にビルドアップしようとしていたように見えましたが、こちらの前4人の守備に遭って効果的なパス回しにならず→CBが蹴り出して助っ人の強さや右WBを生かす感じになっていました。相手の強さ速さは目立ちましたが、単発に感じました。

 

⬛︎後半

後半も後から振り返ればこちらがまあまあ握っていたと言えると思います。ただ、正直生で見ているときはそんな印象なかったですね。そのギャップはなんでかなあと考えてみましたが、これがよくわからない。

 

⬛︎相手の後半の2度の決定機

無理やり理性を働かせると。

ゲーム全体の印象が今までの試合とだいぶ違うのですが、形だけ見ればいずれも今までの清水の欠点と言えなくもありません。

1度目の相手の決定機は、囲んだところの強さが足りないところを抜けられて、スピードに乗ったところを弦太だったかが1対1でうまく限定できないままミドルを打たれました。前節の失点と同じ。囲んだら止めないと。

最終盤の決定機はスローインから。動き出した選手についていけずに侵入を許して決定的なピンチを許しましたが、ここは集中・予測・声が足りてないですね。

もっとも、形はこれまでと似ていても、それを作られるプロセスは色々あったように思います。

 

⬛︎後半苦戦の(/苦戦に見えた)原因

・相手のシステム変更→ラモスさんは3-5-2と言っていましたが、守備時は5バックで守っていました。ドン引きではありませんでしたが、戻られたときにサイドのスペースを消されていました。その分前線が手薄になるはずですが、外国人がスペースを埋める守備を頑張ったり、攻撃では個人の競り合いで勝ったりしてなんとかしていました。むしろスペースがあって攻撃しやすそうというか。

・球際でのビハインド、中途半端な対応→特に後半はこれが目立ちました。

・人数不利のサイドにこだわりすぎた→1対1を振り切れないならまだいいのですが、中盤含め相手が同サイドに寄せてきているときに無理に通そうとするシーンが複数あったように思います。

もっとも、監督コメントにあったように、相手がついてくるときに同数ならギリギリでワンツーやフリックを狙っていいと思いますし、実際抜けているシーンもそれなりにあったので難しいのですが…。ただ結構無謀な突っ込みも散見されて、一回ボランチが受けて逆に渡せばいいのにと感じるところもありました。というか単純に後ろでいなして相手を消耗させてもいいし。

・最終ラインと前線の乖離→おそらく疲労、点を取りたい前線、強さ速さを警戒する最終ラインなどの要素から、最終ラインと前線が分離し、その間でうまく回せない時間帯がありました。(前線へ→セカンド拾われる)

ボランチの配球→上述もしましたが、ついてくる相手に対し、この試合では「一旦戻し、効果的なサイドチェンジ」「相手をいなして一旦スローダウン」という展開が少なかったです。

 

挙げるときりがありませんが、これらの要素がお互いに悪循環で回ったため内容が悪く見えたような気がします。

一言でまとめると、現象としては選手の味方との距離感、相手との位置関係が悪い。

その原因としては、CBがラインを今ひとつ上げられなかった、相手が守備時に後ろの人数を増やしたにも関わらず前半と同じようなロングや縦が多すぎた、預けどころの本田が生きるスローに剥がしていく展開にならなかった(できなかった)、ということではないでしょうか。去年までの悪い時に近い感じもしましたね。

それでもチャンス未遂はそれなりに作ってはいたんですが、やはり後半は決定機2つで相手のゲームだったと思いますね。

 

⬛︎岐阜

岐阜といえば「ブラジル人と岡根!」ってぐらいに思ってましたが、相手の9番10番はさすがに助っ人という印象。ここまで2CBが苦労したことはJ2では多分初めてですね。加えて田中も良さが出る展開で実に生き生きしてました…。

 

⬛︎まとめ

岐阜はやっぱり変わったチームだった!

清水の選手は疲労なのか、相手の展開に引きずり込まれたからなのか、局面でのミスもいつも以上に多かった。それを誘発したのは相手のプレッシャーとも言えますが。

この試合の反省が次に生きるかは若干微妙なように思いますが、むしろJ1レベルのチームと当たる時なんかを考えた時に大事なポイントが浮き彫りになったかもしれませんね。とはいえ、未だによくわからなかった試合です…。

しっかり休んで、次は頑張って欲しいです。

 

・小林監督のコメント

「(ボールを)足元に付けたときの(相手の)アプローチが鋭くて、チェックの動きだったり、フリックだったり、裏を取ったりというところが個人にあれば良かった。(相手のマークが)緩い中だったら(ボールを)持てるが、はめられるとそこの空間を外したり、もう一回動きを変えてボールをもらうという個人戦術が少し乏しい。

 

 

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